LEDの選び方
LED電球は、現在では価格も手頃で種類もたくさん増えています。
お部屋の雰囲気をおしゃれに、電気代も節約したい…そんな理由からLED電球に変えようと思っても、
様々な種類のあるLEDの中から、どれを選べば良いのかわからず困ってしまったことはありませんか?
どんなことに注意しながら、また何を調べてから購入すればよいのか、LED電球を選ぶ際のポイントについてまとめました。
① 明るさで選ぶ
お部屋の使い方・広さに応じて明るさの選び方も変わります。
「明るさ」は人によって好みがあり、感じ方も様々です。
部屋の用途によって、ちょうどいい明るさも変わってきます。
勉強部屋は明るい方がいいですが、リビングなどは少し光を落とすとよりリラックスできる空間になります。
下記の表は一般的な適用畳数の目安です。お好みの明るさやお部屋の広さを参考に、LEDのルーメン数を選んでみましょう。
ー 光束、lm(ルーメン)とは ー
lm(ルーメン)とは、光の量(光束)の単位を表し、数値が高いほど明るくなります。
従来の電球は40W型・60W型などW(ワット)という消費電力で明るさの違いを確認していましたが、 LEDは技術の進歩によって、電球に比べ、非常に少ない消費電力で済むようになりました。
それからは多くのLEDが、ルーメンで明るさを表記するようになりました。
STELLAもlm(ルーメン)で表記していますので、ご参考下さい。
② 色で選ぶ
電球の色によって生活スタイルが変わります。
電球には主にオレンジのような暖かなウォーム色(電球色)、白に近い爽やかなクール色(昼白色)、または中間の一番太陽の光に近いと言われているナチュラル色(昼光色)などがあります。
これは様々なシーンやお部屋の使い方に応じて電球の色味を変えることで、集中・安眠・リラックス・色を自然に見せるなどサポート効果が変わります。
現在、各ご家庭では蛍光灯の影響が強く残り、クール色が多く使われていますが、3色にそれぞれ特徴があり、効果的に使うことでより快適なお部屋づくりができます。
それぞれの効果を理解して、電球の色を使い分けてみましょう。
ウォーム色(電球色)は「リラックス」の色
電球色は心身をリラックスさせ、やすらぎを演出してくれるオレンジ色のあかりです。
ホッとできる落ち着いた空間にしたいリビングや寝室にぴったりで、リラックスできることで安眠を促す効果もあります。
ムードのある空間を演出でき、お食事美味しく見せる効果もあるので、お家のダイニングや、レストラン・カフェ・バーなどにもオススメです。
ナチュラル色(昼光色)は一番「自然」な色
太陽に近い自然な光の色で部屋を明るくするので、黄みがかったり青みがかったりせずに、本来の自然な色に見えます。
そのため、服を選んだり、化粧したりする部屋にオススメと言えるでしょう。
食材の色を正しく見れるように、キッチンでもよく使われます。
クール色(昼白色)は「集中」の色
③ 口金で選ぶ
使う照明器具によって、ソケットに合うLEDのサイズが変わります。
口金(くちがね)とは電球を照明器具のソケットにはめ込んで、電流に接続する部分です。
最も一般的なタイプは、くるくる回して装着するねじ込み形でE26サイズです。他にもE11, E12, E17など、サイズも形も様々なものがあります。
照明器具によって口金サイズが異なりますので、必ずサイズを確認しましょう。
特に、海外の照明器具を使われている方は、口金も海外でよく使われるサイズのことが多いので、ご注意ください。
ー 口金、Eとは ー
「E」は“ねじ込み形”という型を意味する記号で、白熱電球を実用化したエジソンの頭文字に由来しています。
「26」「17」などの数字はサイズを表しており、E26なら直径26mmの口金です。
他にもコンセントに差し込む形はGUという記号になるなど、形とサイズによって表現は様々です。