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LEDの特徴

LEDは発光ダイオードと呼ばれ、電圧を加えると光を発する特性を持っています。

色は赤、黄、桃、青、緑、白の各色を発光します。

LEDは、省エネ性能に優れており、かつ超寿命であることが大きな特徴です。

赤外線・紫外線をほとんど含まないという特性もあるので、熱に弱いもの(紙製品や衣類・美術品など)の照明にも適しています。

また、衝撃や振動に強く、ガラス管を使用していないためガラスのように割れる心配がありません。

 

LEDは、器具の小形化・長寿命など廃棄物の削減が可能で環境に有害な物質を含まないなど、環境保全に貢献するあかりなのです。

 

①寿命の長さ

寿命は一般白熱球の約40倍。

長寿命約40,000時間なので、1日10時間使用しても、10年間持ち、その間は取り替え不要です。

取り替えが面倒な高所などへもオススメです。 LEDの寿命は、ランプが不点灯になった瞬間ではなく、光束が一定値を下回った瞬間(初期光束の70%)を寿命として規定しています。但し、LED照明本体の劣化や、電源ユニットの劣化が進行することになるので、所定の使用時間を超えたLED照明は、交換をする事が望ましいです。

また、LED照明の寿命は放熱に大きく左右されますので、設置場所や使用環境によっては期待寿命を大きく下回ることがあります。

照度を高めるにはLED照明の基板に大電流を流し、強く発光させなければならないのですが、この基板への電流は熱になり、上手に熱を逃がす事が出来なければ、これらの電子回路が寿命となってしまう事があります。

耐熱温度以上の高温にさらされると、初期の光束低下、LED素子間を接続している配線の断線、LED素子固定用のシリコン剤の剥離など、不良を発生させる原因となります。

②明るい

明るく、よく見えるため、屋内外を問わずに幅広く使えます。身近な例では、最近の交通信号機に使われています。

③調光が可能

すぐにつく

LED照明は、電圧を印加した瞬間に明るさを得る事が出来る応答性の良さが利点とされています。LED照明は、白熱電球や放電管のように、熱を利用した発光原理ではなく、電子の正孔再結合による発光原理を用いており、熱を光に変換すると言う原理ではありません。よって、発光の応答時間が非常に短く、HID照明では不可能な繰り返しオンオフも可能ですし、停電や瞬時電圧低下などによる立ち消えも発生しません 。

蛍光灯も、繰り返しオンオフをする事によってエミッタが消耗し、一般に1回のオンオフでは1時間の寿命が低減すると言われますが、LED照明ではその心配がなく、オンオフ回数の多い「トイレ」「廊下」やセンサー制御の場所と言った用途に適しています。

④コンパクト

LED素子は小さく、光の制御が容易です。器具も薄型や小型化が可能になり、従来にないデザインの器具設計ができます。

⑤衝撃に強い

今までの器具はガラス管を用いているため、強い振動や衝撃で割れてしまうことがありましたが、LEDはガラス管を使用していないためガ割れる心配がありません。

⑥省エネで電気代がお得

一般的な白熱電球60型と同クラスの明るさの当社のLED電球の電気料金を比べると、白熱電球の電気代が年間約3,588円に対して、LED電球の場合は年間約717.6円と、なんと年間で約2,870.4円も差があります。

1球替えるだけでこれだけの節約になるのですから、家で使っている全ての電球をLED電球に替えれば、年間万単位での節約が可能になります!

⑦熱くなりにくい

LEDは熱をあまり出さない光源であり、熱を嫌う照射対象物に対して、有効に光を照射する事が出来ます。ショーケース内や、展示物など光を照射する場合、白熱電球系のランプでは照射対象への熱の影響が心配されますが、LED照明であれば外への放熱が小さいため、照射対象の熱の影響が非常に小さくなります。

しかし、ランプ面から器具外部には熱をあまり放出しないのですが、LED照明内部では熱が発生しています。LED照明本体は精密機器であるため内部熱に弱く、LEDを高出力にすればするほど、LED照明からの放熱を多くしなければならず、放熱がうまくいかないと寿命が著しく減少します。

白熱電球や蛍光灯、HID照明などは、熱を光に変換する原理となっていますので、発光面やその全面が非常に熱くなり、高輝度大光束のHID照明などでは離隔距離1m以上確保しなければならない事もあります。LED照明は、発光面に火傷するような発熱がないため、ランプに触れられる恐れがある場所でも、火傷に対する措置を省略する事が可能になります。

展示商品や外壁のライトアップでは、スポットライトを設置するのが一般的で、高輝度なHID照明ではガラス面が触れない程熱くなりますので、展示商品への熱の影響、子供などが接触して火傷するなど、多くの点に配慮しなければなりませんでしたが、LED照明はこのような大きな発熱がないため、より安全なライトアップ計画を組み立てる事が可能になります。

⑧インテリア、服、本が色あせない

LEDの光には可視光以外の放射がほとんどありませんので、熱に弱い被照射物などへの照明に適しています。

※ 被照射物となる商品の一部には可視光に対して退色しやすいものがありますのでご注意ください。

⑨虫が集まりにくい

虫が集まりやすい紫外線領域波長をほとんど出さないので、虫が来にくく、不快な思いをしません。

掃除の手間・時間を減らすことができます。

玄関などにもおすすめです。

⑩水銀レス・省エネで環境に優しい

環境に有害な水銀を含みません。また、一般電球に比べて電気の消費量が少ないのでCO2を従来に比べて約80%も排出削減に貢献できます。

LEDは器具の小形化・長寿命など廃棄物の削減が可能で環境に有害な物質を含まないなど、環境保全に貢献するあかりです。